あらすじ

貧乏男爵令嬢のアビゲイルが結婚を考えていた恋人アーサーから突きつけられたのは、理不尽な十三の注文だった。 『結婚後は領地を出てはならない』『実家から連れてきた使用人は全員帰すこと』『実家への援助は禁止』『領主・夫・夫兄弟の仕事への詮索禁止』等の注文が並ぶ中には、『白い毛皮を着てはならない』などという意味不明なものもあって、到底受け入れられるものではなかった。 「こんなの絶対受け入れられない!」とキレたアビゲイルに対し、アーサーは理解を示すことなく冷たく婚約破棄を言い渡したのだった。 新しい結婚相手を求めて夜会に頻繁に参加するようになったアビゲイルだったが、寄ってくるのは胡乱な男ばかり。まともな人が現れたかと思えば、何故かアーサーに邪魔されて惨敗続き。追い討ちをかけるように、毒母が顔も知らない富豪に自分を売り込んだと知らされる。 失意のアビゲイルの前に手を差し伸べてくれたのはアーサーだったが……彼には何やら思惑があるようで。 /全8話完結 【登場人物】 ・アビゲイル…本作主人公。真紅の髪に鉄色の瞳の見た目が強そうな貧乏男爵令嬢。三人の妹たちを溺愛している。生まれ持った強力な火の魔力で魔石を作ることができる。 ・アーサー…白金の髪に金色が混じった緑の瞳の美青年。名門セシル伯爵家の嫡男。アビゲイルと交際していたが、セシル家からの注文が受け入れられないと知るや婚約を破棄した。 ―――――――――― ☆この作品は異世界ファンタジーです。違法行為を推奨するものではありません。 ☆小説家になろうにも掲載しています。 ☆同世界作品があります。 ・セシル家四男がヒーローのお話→『月落ちる森Ⅰ、Ⅱ』

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カクヨム2024/04/01
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