あらすじ
俺、千賀大地はごく普通の高校1年生。
中学生の頃はバスケ部に所属していたが、レギュラーになれることもなかったため高校に入学してからは部活に入らずに漠然と大学受験のために勉学に勤しもうと決めていた。
入学してからひと月ほどしたある日。
俺はある女子生徒に出会った。
彼女の名前は向谷栞、思考部の部長だ。
思考部。それは物事を思考し、それを試行し、至高を得るという部活なのだという。
そいつ曰く、昨今の日本は思考の足りない人間が多すぎるらしい。
このままでは日本が、そして世界が腐っていく。そんな世の中を向谷栞は憂いていた。
どうすればこんな日本を変えることができるのだろうか。
その答えが思考部の創設であった。
思考することこそがより良い日本を、そして世界をつくっていくのだと。
奴の野望は壮大だ。ゆくゆくはこの思考部を全国の学校に配置し、その全国の思考部所属の優秀な生徒たちを自分が創設したRTC(Roroho Thinking Club)の社員として採用し、日本を再び元気な国にするのだという。
そんな壮大な野望のため、向谷は思考部部長として日常のあれこれについて思考してゆくのだが、どうやらこの向谷の思考には少々危険な思考が潜んでいるという事実に俺は気がついた。
俺はそんな野心むき出しな向谷の危険な思考を抑止し、向谷を未来の日本を築き上げるような立派な人間に成長させることを決意する。
はたしてこの向谷栞という女子高生、
未来は日本を救う偉大な救世主か。
はたまた日本を破滅へと導いてゆく大革命家か。