あらすじ
「セイルーラーか…別に悪い魔法ではないが、今の時代必要な物かねぇ…」
「そ、そんな…私はリーグル様に言われた通りこの治癒魔法を習得に…」
「うるさいぞ!!私に言い訳するな!!」
「っ!」
…ものすごい剣幕で口調を荒げるこの人物は、私の婚約者であるリーグル様だ。…彼は何か気に入らない事があると、すぐにこんな態度になる。その上でただの思い付きで私に命令を出したりするものだから、こっちとすればたまったものではない。
「…申し訳ありません…」
…私とて、こんな男と婚約などしたくてしたわけではない。…ある人物に仕組まれたのだ。…この男の妹である、リンによって…
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