あらすじ
アローゼ家を追放された私は行く当てもなく、周囲をふらふらとさまようしかなかった。…そんな私に救いの手を差し伸べてくれたのが、同じくアローゼ家を追放されたフォーレス様だった。アローゼの独裁に異議を唱えた彼は問答無用で屋敷を追い出され、単身逆襲の時をうかがっていたという。
「フォーレス様、一体どうされるおつもりなのですか?」
アローゼは影響力が大きく、生半可な攻撃ではかえって返り討ちにされてしまうだけだろう。
「大丈夫、僕に考えがある。…あの男の影響力を鑑みてこその作戦さ」
そう言いながら笑みを浮かべる彼の姿に、頼もしさを感じずにはいられなかった。