あらすじ
オーグルはフェリナという女性と婚約関係にあった。しかしかりそめの婚約であったがゆえに彼女との関係などすっかりどうでもよくなってしまった彼は、かねてから心を奪われていたルナを誘いにかかったのだ。そしてそんな実情を知るルナは、フェリナからの復讐のようなものを気にしていた。
そんな彼女の言葉に、オーグルは笑って言葉を返した。
「気にするな。あいつは華奢で気も弱くて、思ったところでなにも行動に移せやしないだろう。むしろ少し脅しておけば何もせずに僕のもとにとどまる便利な存在だから、むしろいてくれないと困るな(笑)」
そう笑い飛ばす彼の言葉を聞き、ルナもまた余裕の表情を浮かべた。
…しかし気づいてはいなかった。この時すでにフェリナはオーグルの裏をかく行動に出ていたことに…