あらすじ

街道沿いに建つ、非合法の遊女屋でもある旅籠の養女として引き取られた「私」は、ずいぶんと長く虐げられ、醜女と言われつつ朝から晩まで下働きをして暮らしていた。 そんな自分の名を呼んでくれるのは、年に一度、桜のころに届けられる誰かからの文(ふみ)だけ。 こっそりと隠し持ったそれらを心の拠り所に生きてきたが、ある日、とうとう養母の戒めを破ってしまった。外の客に顔を見られたのだ。 なぜか、すっかり目をつけられた「私」は、客が指定したその日まで小部屋に閉じ込められてしまう。 「私」の運命はどうなるのか。 まさかこのまま──? 五千字弱の和風短編。人間の乙女と、約束を交わした「文の君」との物語です。 ※衝動書きです。 ※若干あやかしファンタジー要素を含みます。 ※ざまあはありません。 ※2023年5月、猫じゃらし様主催「獣人春の恋物語」企画に、過去作として参加させていただきます。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2022/03/21
  • 現在の作品花待ちびと〜さくら異聞奇譚〜