あらすじ
ローレンスとクレハは婚約関係にあった。しかしローレンスには一人の妹ノアがおり、彼女は二人の婚約を快く思っていなかった。そのために二人の婚約を破棄させるべく、ある行動に出ていたのだった…
「お兄様、またクレハお姉様から嫌がらせをされているのです…私は何度もやめてくださいと言っているのに、邪魔な妹はどこかへ消えろと言いながら本を投げてきたり部屋を荒らしたり…私もう嫌です…」
甘い声でそう兄のローレンスに泣きつくノア。このような光景が繰り広げられているのは今に始まった事ではなく、婚約が成立してからずっとこうだった。ノアはありもしない事実をもとに、自らを悲劇のヒロインと演出し、それをきっかけとして二人の婚約を取り消しに追い込もうと考えていたのだった。