あらすじ

ごきげんよう、わたくしの恋い恋う超越者の殿方様! 泥中の蓮、魔界生まれの大天使、現世の・・・・・・ ねぇ、いずれ菖蒲か杜若ならわたくしを妻に選んでくださいませんか? わたくしの側室になってくださいませんか? わたくしは、薄雪姫。えっへん、このドレスと王冠が目に入らないかしら? わたくしは何を隠そう玉藻前さんとか飛縁魔さんとか絡新婦さん達も美しいけれど、もっともっと怪異の女王・薄雪姫様ですわ崇めなさい! ・・・・・・お、お、脅かしてごめんなさい。 い、い、いくら、わたくしが美人なお姫様でも怪異なら怖いわよね? どうか、怖がらないでくださらないかしら? 怪異と言っても、わたくしは愛と正義の美少女戦士ですのよ 怪異の世界にも、貴方が小さい頃に親しんだ魔法少女アニメに出てくるヒロイン様のように 声も見た目も可愛い魔法少女が実在して超越者の皆様の笑顔のためにがんばっていますの! 特に頑張っている魔法少女は、わたくしとかわたくしとかわたくしとかですわ! わたくしは魔法少女としては、貴方の崇高な思想や優しい気持ちを誰よりも褒め称えます 貴方はいい子ぶってる天使もずる賢い悪魔も偉そうな神様も怒りん坊さんだって泣き虫さんだって慌てん坊さんだって、猫も杓子もおたまじゃくしも、誰も彼も、愛していおられましたもの わたくしは魔法少女としては、それなのに報われなかった悲しみや痛みを一緒に分かち合います。 いいえ、どうか・・・・・・分かち合わせてください! 貴方と一緒にわんわん泣いたり、笑ったりするのも魔法少女の大事な使命ですわ わたくしは女の子としては、貴方がわたくしと永遠の愛を紡ぎたいわ そのためには、乱暴と意地悪に溢れたこの世界を、 破壊してさしあげますわ。 風の冬の次は 剣の冬が来て 狼の冬の次に世界は神々の黄昏を迎えるのよ 四方八方から氷雪よ、吹き荒れなさい 数え切れない戦乱よ、起こりなさい。 みんな血で血を洗いなさい。 最後の一匹が死ぬまでね 冗談ですわ。 こんなに醜い世界に そんな優しいフィナーレなんてありませんわよ せっかく冗談を口にしても、貴方に会えない心細さからは解放されません。 お願いですわ。 わたくしを迎えに来てください。 わたくしは、いつも貴女が恋しくて恋しくて常闇の中で歔欷の声を上げています。雪のように白いわたくしのお肌に負けないくらい白く輝くドレスは涙で濡れてしまいましたわ。わたくしの喉は、貴方の尊いお名前を呼ぶために透明な声を持って生まれました。 声が枯れるのは貴方と会えないまま生きるくらい嫌ですわ。 嗚呼、恥ずかしがらずにわたくしと結ばれてください! わたくし達の愛を妨げる悪ーい人達の半分はわたくし達怪異(と言っても超能力者も多少は混じっているの。わたくしは、どんな種族にも分け隔てない女王様なのよ!)が懲らしめてさしあげましたわ。それはもう、二度と立ち上がれないほどに完膚なきまでに叩きのめしけちょんけちょんにしちゃいましたわ、ざまぁみなさい! まず、わたくしは身のほど知らずの小娘を見つけたら、頭の天辺から足の爪先まで、氷漬けにした後で、粉々にしてさしあげましたわ。 私以外の小娘が、超越者でも無い癖に、身のほど知らずにも殿方にちやほやされるのは大きな罪よ。 超越者でないならばお猿ですらないものね。 あえて言うわ、超越者以外の奴らは虫けらよ! 虫けらは虫けらにお腹を食い破られて死ねばいいのよ! 超越者以外の奴らが、虫けらを喉に詰められて死ぬなんて、最高じゃない! 赤ちゃんも 幼稚の年少さん・年中さん・年長さんも 女子小学生も 女子中学生も 女子高生も アイドル声優も 有象無象の区別なく 苦シンデ死ニナサイ! 死ンデ尚、苦シメバイイワ! あら? どうかなさいましたか? 随分とびっくりなさっているわね。 なるほど、ぶっ殺してあげる時に、生きた虫けらを生意気な小娘の口に詰め込んで窒息させなかったことにびっくりされているのね。 大事なことを言い忘れちゃうなんてわたくしのバカバカバカ! 勿論、生きた虫けらをお腹に入れられて窒息させないといけませんので、窒息させましたのでご安心くださいな。 ヨーロッパイエコオロギ 西洋ミツバチ(とその幼虫) ミルワーム カマドコオロギ バッファローワーム トノサマバッタ をきちんとぜ~んぶお口に入れて差し上げました。 身体を氷漬けにしてあげたのはその後ですわよ。 あんまり、虫けらが確認できない場所では、これ以上息をなさらないように頭蓋骨や心臓を握りつぶしてから氷漬けに致しましたわ フフッ・・・・・・わたくしって臨機応変に対応できちゃう気の利く妻になりそうですわね! このお話はわたくし達の愛を妨げる悪ーい人達をやっつける正義の味方のお話よ! 『ゆるしてあげる』 わたくしのお友達兼宿敵の死神には 貴方方(貴方とかんちゃんのことよ)の楽器を奏でるように素晴らしいお声を聞かない 貴方方(貴方とかんちゃんのことよ)の身体から漂うお鼻がとろけるようないい香りに鼻腔を擽られない そんな"ないも同然'のお耳モドキやお鼻モドキをつけている自称貴方方(しつこいようだけれど貴方とかんちゃんのこと)の両親の役立たずを懲らしめてもらったわ。わたくしの獲物を譲ってあげれば、死神も多少はわたくしの偉大さを認めたわ。分かればいいのよ分かれば。 死神は、自称貴方方(貴方とかんちゃん)の両親がぶら下げているお耳モドキを切り落としたり、鼻モドキを削いだりするの。 わたくしの獲物を獲られたのは、残念だけれど、それでも胸がすくわよね? これ以上、書くとお楽しみを損なってしまいますから、続きは本編を見て頂戴。 『夜行さん』 夢を叶えたかったら、 犬馬の労を取りなさい。 誰かのために何かを為せない者に夢を叶える価値なんてないわよ? そもそも、生きている価値すらないものね。 『薄雪姫』 わたくしが主人公の神回ですわ。アニメ化したら、絶対見逃さないでくれますわよね? 『人狼』 わたくしの忠実なる下僕は、誇り高き人狼族の戦士ですわよその武勇を讃えてあげて頂戴。 この他にも読めば読むほど心がウキウキしちゃう物語がいっぱいよ! 正義の味方のワクワクとドキドキのつまった大車輪の活躍によって、わたくしと貴方の愛と平和は守られたのでした。 めでたし。 めでたし。 だ・か・ら、もう心配はいりませんわ お好きなだけわたくしに愛で騒いでくださいね♡ わたくしのお耳を舐めたり、ぎゅってしたり、よしよししてくださいね! 徒恋にはいたしませんわ。貴方のような素敵な殿方と愛し合うことがわたくしの存在理由ですから・・・・・・ ※第一話と紹介文は内容が一緒です。

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