あらすじ
世界を自動化するAIシステムのメンテナンスを自動化する手段が失われ、社会は混乱していた。生活インフラが頻繁に故障するがなおし方は誰にもわからない。異常が日常になり、普通はふつうでなくなった。そんなとき、ふつうの大学生・ユカの家の汎用家事ロボットが「チャンスは残り三回です、とかけまして」と妙なことを言うようになってしまった。幼なじみのカイトが修理を試みるも改善せず「ホットサンドメーカーと解く、その心は」と意味深な続きを言う始末。 ユカにはカイトと共通の幼なじみで、同じ自動化考古学サークルの仲間でもあるリョータという彼氏がいたが、1年前の夏に家事ロボットとスマート車椅子の接触事故で亡くなっていた。ユカの目の前にいるロボットはリョータの家にいた家事ロボットで、事故の時にホットサンドメーカーを手にしていたのだった――。 ※ 第3回日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト(通称、さなコン3)の一次選考を通過した青春SF短編です。よろしければどうぞー♪ ※ この作品は第3回日本SF作家クラブの小さな小説コンテストの共通文章から創作したものです。 https://www.pixiv.net/novel/contest/sanacon3