あらすじ
「そうですか、フォーリッジ様は今日もエレーネ様の所ですか…」
幼馴染に存在価値を奪われた婚約者は、静かに退場することを決意する
「これで何日連続になりますかな…このままでは婚約者であるフィーア様に何とお伝えすればいいのか分かりません…」
フォーリッジの腹心である二人の人間が、互いに頭を悩ませながらそんな会話を繰り広げている。彼にはフィーアと言う正真正銘の婚約者がいながら、幼馴染であるエレーネとの関係を選んでいるのだ。これまではだましだまし誤魔化して来たものの、ここ最近になってさらに悪い方向へと拍車がかかっていた。