あらすじ

「メリス、いったい何度言ったらわかってくれるんだ…」

 またこれだ…私の婚約者であるエイフォードは、何よりも自身の妹であるミレリアを優先する。

「ミレリアが僕に来てほしいと言っているんだ。あんなにかわいい妹の頼みを断れる兄なんているはずがないだろう?…君ならきっとわかってくれると思っていたのに…」

 身勝手に予定を変更しておいて、理解力が足らない私に非があると言いたげな表情と言動だ。
 …けれど、今度という今度は私も限界だ。

「…エイフォード様、これ以上彼女に肩入れをされるのでしたら」

「…?」

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