あらすじ
「旦那様、もう勝手な行動はおやめになられては…」
「すべてはフェルトのためだ。これに関して僕は譲るつもりはない。これが受け入れられないというのなら、君との婚約も考え直させてもらおう。それでいいのだろう?」
「…まるで私の存在よりも大切というそぶりですね。もしも私の命に係わるような場面であっても、彼女の元へと向かうのですか?」
「聞くまでもないだろう。君の命なんて替えは聞くが、彼女との時間は替えは聞かないんだ。くだらない質問はその程度にしてくれ」
「…」
この時、フェルトはある決心をした。そうか、それならば本当に死んであげようと。