あらすじ

「私に隠しても全てお見通しです。お姉様、私の婚約者であるイリッジ様に色目を使うのはやめてください」

 いきなり私の元に乗り込んできたかと思えば、なんの前触れもなくそんな言葉を連ねるメイア。

「色目?どうして私がそんなことを…」

 私は全くそんなことはしていないものの、彼女は腑に落ちない様子だ。

「そんなの決まっています。私からイリッジ様を奪って、復讐をしたいからでしょう?」

 復讐とは、これはなかなか穏やかではない事を…

「…どうして私があなたに復讐を?」

「私が気に入らないからでしょう?義妹がかわいくないのは分かるけど、だからってこんなやり方はみっともないわね」

 …一方的に私を敵視しているのは、そっちの方だろうに…

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