あらすじ

「ま、まさか…君を追放するだって?僕はこれまで何度も君に助けられたというのに…」

 第二王子ペンダーは、その話を聞いて憤慨していた。ミセーレスを追放しようとしからだけではない。勝手に自分の名前を使い、王室の政治を独善的なものにしようとした所にも憤慨していた。

「安心するといい、ミセーレス。君の立場はこの僕が正式に保証しよう。誰もが文句など言えない、婚約者としての立場を。そして今婚約をもくろんでいるルカシャーナには、婚約破棄の手紙であいさつしようじゃないか」

 そうとだけ告げると、ペンダーは自身の部屋を後にしミセーレスの前から姿を消した。

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