あらすじ

「君に、僕たちの結婚式を任せたい」 三年間、婚約者の伯爵家で夜会を切り盛りしてきたリネア。 けれど、渡された婚礼の依頼書に記されていた花嫁の名前は、彼女のものではなかった。 華やかな女性を妻に迎え、気の利くリネアには、これからも裏方を任せたい。 彼は、それが誰にとっても幸せな結末だと信じているらしい。 ――私、まだあなたの婚約者なのですが。 婚約は解消。仕事は有料。式が終われば、お付き合いも終了。 そう条件を出すと、彼は渋々うなずいた。 初めて自分の名で引き受けた仕事。その準備で出会った会場主のエドガーは、リネアの働きに報酬を払い、仕事が終われば夕食に誘う。 「今日は何も頼まない。ただ、君と食事がしたい」 誰かの役に立たなくても、そばにいていい。 そんな時間に戸惑ううち、リネアの心は少しずつ変わっていく。 一方、元婚約者は、結婚式の後も彼女が自分を支え続けるつもりでいて――。 結婚式は、必ず成功させます。 あなたのために働くのは、それで最後です。

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小説を読もう2026/10/19
  • 現在の作品『婚約者の結婚式を任されたので、きっちり成功させて縁を切ります』