あらすじ
攻撃魔法が使えない落ちこぼれ魔術師。
そんな俺が授かったのは、誰もが外れだと笑う固有スキル【魔法予約】だった。
覚えた魔法を予約し、まとめて発動する。
最初に予約できる回数は、わずか十回。
「そんなスキルで冒険者になれるわけがない」
周囲から嘲笑されても、ノエルは諦めなかった。
一発では弱い生活魔法も、十回まとめて放てばゴブリンを倒せる。
誰も見向きもしない安物の魔法書も、このスキルと組み合わせれば強力な武器になる。
これは、貧しい暮らしから抜け出すために冒険者となった少年が、外れスキルの可能性を切り開き、魔物を倒して実績を積み重ねていく物語。
予約回数は十回から二十回、さらにその先へ。
新たな魔法を覚えるたび、ノエルの実力は着実に伸びていく。
やがて彼の名は、冒険者たちの間で少しずつ知られるようになり――。
落ちこぼれと笑われた魔術師が、自分だけの力で成り上がり、王都にその名を轟かせるまでの成長譚。