あらすじ
魔法使いに憧れて魔法学園に特待生で入学したセリナは同じクラスの天才魔法使いアーシャを勝手にライバルに認定する。攻略法を探すうちに、上達したのはストーキング術だけだった。
「あたしは勝つために弱点を探してるだけ。アーシャ・グローリア。十二歳。身長139cm。アスタリカ領地の田舎出身で両親はイモ農家を営んでいるわ。魔法の授業は噂通り優秀だけれど、体力は人並み以下。剣術も柔術も素人。毎日昼休みは中庭の木陰で一人パンを食べているけれど、半分以上は昼寝をしている。予鈴の直前に目覚める特技があるわね。あと頭頂部のアホ毛は常に北を向いているわ」
「うわ、キッモ。守衛さん呼ばないと」
「キモくない~!」