あらすじ
補助系魔法でチート能力を持つ御車使い、アンビル。
仕事は御者、趣味は都市伝説の聖地巡礼。
本人はただ、普通に働いて、普通に過ごしているだけ。
……なのに。
気付けば、周囲には伝説級の剣士や魔法の才に秀でた者、名を馳せる冒険者たちが集まっている。
「みんなすごい人だなぁ」
アンビルは今日もそう思いながら、にこにこと御車を走らせる。
彼にとっては、いつもと変わらない一日。
けれど、その「いつもと変わらない日常」は、どうやら普通ではないらしい。
これは、本人だけが自分を普通だと思っている、そんな御車の日常譚。