あらすじ
【9話完結】
超高層タワーマンションに、三頭のクマが侵入した。
住民は各戸に閉じこもり、エントランスは完全に封鎖。
携帯電話もつながらず、約一二〇〇人の住民は、テレビだけを頼りに外の世界を見つめることになる。
警察、消防、行政、そして政府までが動き出した。
その渦中にいたのは、建物を誰よりも知る管理会社の四十代の男、田中だった。
だが、相手は人間ではない。
何を考えているのか分からない、三頭の野生のクマ。
救出作戦は、全国中継される異例の事態へ。
そして、管理人室に取り残された一人の男を救い出したあと――
最後に残るのは、三頭のクマだった。