あらすじ
中華風逆後宮ロマンス×宮廷ミステリー。
過労死からの転生先は、一妻多夫の国の皇太姫。
夫候補は、いい男ばかりが一ダース。今度の人生、楽しませてもらおうじゃないの。
ところがここは、前世で読んだファンタジー小説『陽輝帝国物語』の中。
わたくし、物語の最後で母の女帝とともに処刑される悪役・華音ですって。
……冗談じゃないわ。書かれた結末どおりに首を落とされるなんて、まっぴらごめん。
まずは夫選び。忠実な護衛、天才薬師、儚げな絵師、そして将来わたくしを処刑する側に回る貴公子。
四人を後宮に迎え、恋も楽しみながら、処刑される運命を変えるために動き始める。
夫は四人、恋も一人とは限らない。愛し方は四人四様。
頼もしいと思ったり、調子を狂わされたり。自分で選んだ夫なのに、わたくしの心まで忙しくなってきた。
その一方で、母の様子がどこかおかしい。
記録に痕を残さない命令。女帝の名を使う、顔のない誰か。
知っている物語と、目の前で起きていることが、噛み合わない――。
恋も、謎も、処刑も。全部まとめて、わたくしが相手をしてあげる。
【全三部完結・約33万字】
※カクヨム同時掲載