あらすじ
王都ミルファーゼ魔法学校の炎属性担当、エレア。
彼女にはもう一つの顔がある。国が極秘に進める魔物兵器の研究者として、地下研究室で日夜、魔物を切り開いていた。
彼女の授業に教科書は存在しない。
「教科書に載っていることは、入学できるなら出来て当然だ」
代わりに用意されるのは、生徒の肉体と魔力を使った、前例のない実験の数々。
「やっていないから誰も結果を知らないんだ」
魔物を解剖し、生命の仕組みを探る彼女の好奇心は、生徒の悲鳴でも止まらない。
昨年、その授業に残った者たちは、国内指折りの魔法使いになったという。
そして今年も、五人の生徒が彼女の教室へとやってきた。
ーー嫌なら退学すればいい。ここは誰も強制しない。