あらすじ
好きな女子がいて、背中を預けられる親友がいて、明日も会いたい仲間がいる。
水島凪は、そんな当たり前の青春が続くと信じていた。
放課後、片想いの相手・坂見杏寿から告白されるまでは。
勇気を振り絞って「俺も好きだ」と答えた瞬間、聞こえてきたのは笑い声。
スマートフォンを構えて現れたのは、恋の相談をしていた親友・工藤だった。
「お前だけはないわ。杏寿と付き合えると思った?」
告白は、二人が仕組んだ罰ゲーム。
本気の恋も、信じて打ち明けた秘密も、笑いものにされた。
そんな凪の前に立ったのは、銀髪のクーデレギャル・白峰怜那。
「好きな人に、好きって言っただけでしょ」
誰にも媚びず、嘲笑にも怯まない。
傷ついた凪を迷わず守る彼女は、息を呑むほど格好いい。
なのに、二人きりになると――。
「昼、一緒に食べよ。……私が、一緒にいたいから」
距離が近い。優しすぎる。そして、俺にだけ甘すぎる。
一方、罰ゲームを知らなかった仲間たちも、異変に気づいて動き始める。
守りたい友情、言えなかった恋心、隣にいたのに救えなかった後悔。
真相を知った彼らの選択が、七人の関係を変えていく。
凪を笑った二人も、今までどおりの居場所には戻れない。
傷ついた初恋のその先で、誰を信じ、誰の隣を選ぶのか。
格好よすぎる銀髪ギャルの溺愛と、仲間たちの激重感情が交差する、甘くて痛い青春群像ラブコメ。