あらすじ
退屈だ。今日も相変わらず退屈だ。
何をしても満たされない日常を送っていた俺は、ある夜、好きな女の子を描いていたノートを取りに学校へ戻った。
そこで出会ったのは、金髪の見知らぬ女。
人の話を聞かず、好き勝手にからかってくる、妙に距離感のおかしい女だった。
「ねえ、あたしにもチャンスある?」
「……は?」
ふざけたことばかり言うそいつに振り回され、さっさと帰ろうとした、そのとき。
「君、死ぬよ?」
そう告げられた俺の指先は、いつの間にか透明になりかけていた。
……いや、ちょっと待ってくれ。
こうして俺は、余裕たっぷりの金髪少女に振り回されながら、命がけの日常生活を始めることになった。
退屈だった日常が、少しずつ変わり始める。