あらすじ

雨の日、真帆は二百十円を払って坂を下りる。 晴れていれば、自転車で十分もかからない道だ。 高校一年生の春。 通学バスで、小学校時代の友人・紗季と偶然再会した。 それから二人は、雨の日だけ同じバスに乗るようになる。 気軽に二百十円を払う紗季。 その二百十円を毎回考える真帆。 進学を目指す紗季と、働くことを考え始める真帆。 昔は近かったはずの二人のあいだには、いつの間にか、それぞれの暮らしと将来があった。 それでも、知らなかったことを少しずつ知りながら、二人はもう一度、同じ坂道を歩いていく。 雨の日のバスと長い坂をめぐる、二人の少女の青春短編。

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カクヨム
カクヨム2026/10/15
  • 現在の作品二百十円ぶんの距離