あらすじ
幼い頃、事故から自分を救ってくれたヒーロー。
その姿に憧れ、少年はいつか自分も誰かを救う存在になりたいと願っていた。
しかし、ある日。
襲いかかってきた犯罪者を、少年は誤って殺してしまう。
人を救いたかったはずなのに、人を殺してしまった。
罪悪感に苦しむ少年だったが、その事件をきっかけに、自分に特殊な能力が宿ったことを知る。
そして、表のヒーローでは救えない人々を守るという、謎の組織と出会う。
人を助けたい。
もう誰も死なせたくない。
その純粋な願いは、やがて少年を取り返しのつかない道へと導いていく。
殺した相手の能力を奪う異能、《強奪》。
後に裏社会で《ファントム》と呼ばれる暗殺者は、かつて誰よりもヒーローに憧れた、ごく普通の少年だった。
これは、優しさを失わないまま、人を殺すことに慣れてしまった少年の物語。