あらすじ

十七歳の誕生日、婚約者から贈られたのは、妹の瞳と同じ緑の髪飾りだった。昨年までは、私の瞳に合わせた紫の石を選んでくださったのに。 妹が泣けば、叱られるのはいつも私。月に一度のお茶会で、二人で過ごしたいと伝えただけで、心の狭い女になった。 それでも公爵令嬢ヴィオラは、幼い日に「僕が君を守る」と言ってくれた王太子を、嫌いになれずにいた。 「お前も、俺と一緒に来いよ」 幼馴染の魔術師ノアは、隣国へ誘ってくれる。私が昼食を残したことにまで気づいて、好きな杏のパンを差し出しながら。 その手を取る代わりに、私は彼に、ある頼み事をしてしまう。

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小説を読もう2026/10/15
  • 現在の作品これはたぶん、私が悪役令嬢になる前日譚です