あらすじ

結婚式の朝、花婿から手紙が届きました。「結婚式には出ない。式は君の家が決めたことだ。書類は後日署名する」 承知いたしました。三百人のお客様はもう着席しておられますので、式は挙げます。花婿の席は、空けておきます。 誓いの言葉は空席に向かって。指輪は、介添人が箱を開けたまま持っております。婚姻書の花婿欄は、空白のまま一年、教会でお預かりいただくことになりました。 ――席は空けてございます。ただし、あなたの席とは申しておりません。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/10/15
  • 現在の作品「結婚式には出ない」と仰いましたので、花婿のいない席で式を挙げました ~空いた席は、一年だけお待ちいたします~