あらすじ
大学生の時廣俊太郎は、魔法使いの探索者として迷宮に潜るかたわら、高校生の薄紫雨に家庭教師として「迷界」について教えていた。
物静かで本好きな、いわゆる文学少女。
そんな紫雨が、ある日の授業の終わりに俊太郎へ頼み込む。
「先生。私を迷宮に連れて行ってくれませんか……」
迷宮で行方不明になった父の形見の刀を持つ紫雨。
そして俊太郎には、他の人間には聞こえない、人ならざる者たちの『声』が聞こえていた。
二人で始まった探索は、やがて仲間を増やし、より深い迷宮へと続いていく。
魔物を倒し、装備を集め、新しい力を身につける。
時には迷宮で野営し、時には探索を離れて日常を過ごす。
けれど探索を続けるほど、俊太郎たちは迷宮と『声』、そしてこの世界の裏側にいる者たちへ近づいていく。
迷宮が当たり前に存在する現代で、
一人の探索者と一人の少女が仲間たちと歩き、自分たちなりの未来を選んでいく物語。
一時期別アカウントで上げていた作品。そちらは非公開にし、修正後投稿し直しています。