あらすじ
「擦り傷は、左から右に流れていた。」
港町・蒼港市の迷宮で探索者が亡くなった。保険会社は「魔物起因」として免責を当て、遺族への支払いを断った。
現場写真に違和感を覚えて異議を出した調査員・蒼井恒は、資料係へ飛ばされ、自分から会社を辞める。
退職の日、恒は個人配信を始めた。同時接続は最大5人。規制線の外から、肩当ての擦り傷の向き、壁の欠け、砂に残った一本の線を映し、「合わないところが3つある」とだけ言う。
小さな配信を見た遺族から、依頼が届く。コメント欄の常連は、見つかった手口を一つずつ書き留め始めた。
味方にはならない。ただ、測って、記録を正しく残す。その仕事が、「魔物のせい」で閉じられた事故を一件ずつ開き直していく。
(第一部 全30話・完結まで書き溜め済み)
本作は構想から本文まで、AIを中心に制作しています。