あらすじ
益州の田舎で学問に没頭していた実直な青年・譙周(しょうしゅう)。
彼の勤勉さを聞きつけた丞相・諸葛亮に抜擢されたことで、彼の運命は大きく動き出す。
与えられた使命は「蜀漢を支える人材の育成」。
知識人の仲間たちと共に、統一試験の導入、基本書の編纂、地方教育の改革と、地道ながらも情熱的な「教育改革」へと立ち上がるのだった。
しかし、五丈原での諸葛亮の死、そして姜維による連年の北伐と側近政治の横行により、愛する国は少しずつ傾いていく。
国を救うため、学者としての良心をかけて著した『仇国論』。
そして訪れる、滅亡という絶対の悲劇――。
国は滅びようとも、彼らが遺した「知の灯火」は決して消えはしない。
臨終の病床で、愛弟子・陳寿の手を握りしめた譙周が託した「最後の遺言」とは?
後世、世界中で愛される歴史書『三国志』がいかにして誕生したのかを描く、熱く切ない本格中国歴史ドラマです!