あらすじ

晴れて管理官となったアラタは、着任早々、頭を抱えた。 「転生するなら絶世の美少女! 貴族の令嬢がいいなぁ。あ、冒険とかそんな面倒くさいのはいらない」 「やっぱ平民より、王族みたいに不自由ない生活がいいなぁ! 転生した世界で超モテモテになって、あちこちの国の王子さま――それも美形ね! ここは譲れないから! そんな王子さまたちに求婚されるの!」 転生者たちを異世界へ導く管理官は、彼らの心残りを知り、転生先で彼らが幸せになれるよう尽力する。 ……のだが。 「そんな都合よく行くかよ!」 叫ぶアラタに、けれど転生者たちは己の要求をひたすら主張し、無理難題を押し付けてくる。 悩むアラタは、己の欲望のままに振舞う転生者たちに振り回されっぱなし。 こうしている間にも、同期たちはどんどん職務をそつなくこなしていく。 けれど、アラタは転生者たちとの対話を重ね、彼らが抱える生前の悲しみを垣間見る。 「あなたがやりたいことをやれる世界を、二人で徹底的に探しましょう」 相棒のオギナや憧れの先輩たちの助けを借り、アラタは徐々に転生者たちのよき理解者となって成長していく。 そのような中で、アラタは異世界間仲介管理院内で起きた転生者遺棄事件に巻き込まれてしまう。 「管理官たる者、人々の想いを汲み取り、神々と世界の秩序を維持することっ! 人と神々が互いに歩み寄ったその先に、管理官が目指す未来があるっ!」 世界の秩序と転生者たちの思いを守るため、最強新人管理官アラタの奮闘は続く。 【同時掲載情報】 ・Pixiv(第一章のみ) ・小説家になろう 【作品経歴】 ・第一回キネティックノベル大賞―小説部門―最終選考候補作

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/10/31
  • 現在の作品最強新人管理官アラタの異世界間仲介管理業務