あらすじ

今から十数年前。西暦23XX年。人類は滅亡の危機に瀕していた。日本国内で発見された新規のウイルスによる感染症が蔓延。潜伏期間の長さと生存力により容易に海外へと進出し、驚異的な感染力と致死性で数多の犠牲者を出し続けた。更に、この感染症が発見されてすぐの時点で死亡した人間の9割は、医療従事者だったとされている。そこで、とある人間が活路を見出した。西暦2200年代後期から一般家庭での販売が可能となった。VRゴーグルを利用してログイン可能である娯楽用仮想空間【Arcadia】。世界中の人間とアバター状態で交流出来る、今や国内外問わず圧倒的な人気と人口を誇るこの仮想空間。ここにログインすると、現実世界の身体の心臓が停止しようと内部のアバターとしてArcadia内で生活出来ることが判明した。政府はこれを受け、『仮想空間内への避難については、安全性など全てにおいて不明瞭であるため実行はしないこと』と呼びかけた。だが、この混乱の中でその指示が通るはずもなく、死を恐れた人間の多くは、VRゴーグルに身を任せるのだった。

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カクヨム2026/10/27
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