あらすじ
異世界に転生した。
しかも奴隷として。
毎日鉱山で働く羽目になったレンだったが、幸いなことに前世から持ち込めたものが一つだけあった。
ラップの腕だ。
同じ奴隷のニコが作った魔道具でビートを流し、仕事終わりにラップを楽しむ。
最初はそれだけだった。
ところが、たまたま耳にした商人が興味を持ち、気づけば帝国の皇女とラップバトルをすることに。
さらには魔王国まで妙な反応を見せ始めて……。
「いや、俺は普通にラップがしたいだけなんだけど?」
奴隷制度をどうにかするつもりも、英雄になるつもりもない。
ただ、好きな音楽をやっているだけ。
そんなレンのラップが、少しずつ周囲を巻き込んでいく。