あらすじ

貴族令嬢として、私はそれなりの立場にありました。 ただし、それは誰かの顔色を伺い、気の利いた笑顔を絶やさぬことと引き換えの地位。 そんな仮面を脱がせてくれたのは、皮肉にも嫉妬と策略――つまり、干されるというかたちでした。 けれど、そのとき私は知ったのです。 “自由”とは、かくも美しいものなのだと。 旅立ちに際して手にしたのは、大魔道であった祖母が私のために仕立ててくれた一本の筆。 それは特別な力など持たないけれど、私にとって何よりも大切なもの。 誰かの評価ではなく、自分の心を描きたい。 お婆様、私はこの筆とともに、世界を巡る絵描きになります。

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カクヨム
カクヨム2025/05/06
  • 現在の作品貴族令嬢、干される。社交界を追われたので本当にしたかった画家として生きます。〜祖母が遺してくれた魔法の筆を手に異世界を旅する放浪画帖〜