あらすじ

この別荘では、ぬいぐるみがパンを焼く。 令嬢のノエラは、まだ十歳。 姉ばかりかわいがる母ヘンリエッタに、古い別荘へ置いていかれた。 けれど、ノエラにはぬいぐるみを動かす魔法がある。 くまは畑を耕し、うさぎは洗濯物をたたみ、ねこは町の迷子を探しに行く。 別荘に住むのは、子ども嫌いで有名な大叔父。 その大叔父が、働くぬいぐるみたちを見るなり言った。 「この子は、わしの跡継ぎにする」 国一番の魔法使いの大叔父は、その日からノエラにだけ甘くなった。 新しいドレスに絵本に焼き菓子と、大叔父は毎日なにかを買ってくる。 王都からも、えらい魔法使いたちが跡継ぎの顔を見に来る。 「ノエラ、迎えに来たのよ。さあ、帰りましょう」 跡継ぎと聞いて慌てて来た母と姉は、ぬいぐるみたちに門の前で通せんぼされた。 大叔父様は、ぬいぐるみたちにパンの焼き方を習い始めました。

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カクヨム
カクヨム2026/09/28
  • 現在の作品十歳で別荘に置いていかれた令嬢の私、ぬいぐるみを動かす魔法しか使えませんが ~国一番の魔法使いの大叔父様が、跡継ぎにして甘やかしてきます~