あらすじ

十五歳のルッツは、成人の儀で職業【見習い】と告げられ、村じゅうに笑われた。 「見習いは一生下っ端だな」 職業【剣士】を授かった村長の息子ベルントは、会うたびにルッツをからかう。 ところが【見習い】は、弟子入りした相手の技を全部覚えられる職業だった。 村はずれに住む引退した女剣聖ゲルダに弟子入りすると、次の日には剣聖の技が使えた。 ルッツはゲルダとふたりで、国じゅうの師匠をたずねる旅に出る。 山の魔法使いに弟子入りすれば魔法を、港の鍛冶屋の親方に弟子入りすれば剣の打ち方を覚える。 「次はうちの弟子になれ。剣聖には渡さん」 どこへ行っても師匠に引きとめられ、ゲルダと師匠のけんかを止めるのはいつもルッツだ。 威張っていたベルントは、剣を教えてくれと頭を下げに来た。 うわさは王様の耳にも届き、ルッツは城に呼ばれることになった。 本人は今も、自分はただの見習いのつもりでいる。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/09/28
  • 現在の作品ハズレ職業【見習い】と笑われた俺、弟子入りすると師匠の技を全部覚えてしまう ~国じゅうの伝説の師匠が俺を弟子に欲しがり、王様にまで呼ばれた~