あらすじ

灯籠町の小さな花火工房「毬屋」で働く見習い職人・小春には、誰にも言えない夢がある。四年前、亡き師匠が命と引き換えに追い求めた「誰も見たことのない青」を、自分の手で打ち上げること。だが青色の火薬は工房を幾度も吹き飛ばしてきた「祟り色」として、危険視される研究だった。ある夜、隠れて試し焼きを続ける小春の前に、新任の煙火奉行・黒瀬蒼真が現れる。規則に厳格な奉行と、規則を破ってでも夢を追う職人――対立するはずの二人は、同じ色をずっと探していたことを知っていく。灯を巡る恋と、化学と伝統がせめぎ合う物語。

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小説を読もう2026/09/28
  • 現在の作品見習い花火職人は、禁色の青を打ち上げると決める。