あらすじ

子爵の婚外子として引き取られて以来、家族や婚約者の役に立つため、必死に働いてきたクレア。 けれど婚約者からは、正統な血筋を持つ伯爵令嬢を妻にすると捨てられ、実家からも「役立たず」と追い出されてしまう。 帰る場所も行く当てもなく、王都の時計塔へ上ったクレアは、うっかり足を滑らせて転落しかける。 そんな彼女を助けたのは、黒いローブをまとった謎めいた青年だった。 彼は、クレアにある提案を持ち掛ける。 「じゃあ君の次の行き先が決まるまで、その命を僕に貸してくれない?」 青年の正体は、百年以上の時を生き、王家さえ一目置く伝説の大魔術師ノルン・クライア。 命を貸せ、と言うことは、世界を救うための生贄か、それとも禁断の魔術の実験台にされるのか。 不安を抱えながらも彼の屋敷へ足を踏み入れたクレアだったが、頼まれたのは、想像していた壮大な役目とはあまりにもかけ離れたものだった。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/09/28
  • 現在の作品「役に立たない」と言われた令嬢は、訳あって伝説の大魔術師に拾われました