あらすじ
大学に入れば、きっと何かが始まる。
そう思って名古屋から神奈川へ出てきた如月葵だったが、入学してみれば友達はできず、昼飯も1人。
高校時代に続けていた音楽だけを楽しみに、なんとなく毎日を過ごしていた。
そんなある日、キャンパスで1人の先輩に目を奪われる。
中野原恵。
誰もが振り返るほど綺麗で、まるで「高嶺の花」みたいな大学3年生。
そして、もう1人。
長い黒髪に鋭い目つき。
少し近寄りがたい雰囲気をまとった同級生、臼田知佳。
「……なんか、怖そう」
そんな第一印象だったはずなのに。
音楽サークル「ototte」をきっかけに、少しずつ増えていく友達。
サークル帰りのご飯。
誰かの部屋に集まって、くだらない話をする夜。
大学生になったからこそできる、何気ない毎日。
恋愛だけじゃない。
でも、少しだけ恋愛もある。
高嶺の花みたいな先輩と、なんだか怖そうな同級生。
2人の女の子に挟まれながら、葵の大学生活は少しずつ楽しくなっていく。