あらすじ
「もしも明日、歩けなくなったら、君は私の手を握ってくれる?」
高校2年の春、僕の前に現れた彼女は、少しだけ歩き方が不器用だった。
彼女の病名は「脊髄小脳変性症」。ゆっくりと、だけど確実に、身体が動かなくなっていく病気。
最初は、ただのクラスメイトだった。
でも、彼女が落としたノートを拾ったその日から、僕たちの世界は少しずつ重なり合っていく。
歩幅が合わなくなっても、車椅子に座るようになっても、彼女の笑顔はいつも僕の心を動かした。
「普通」の毎日がどれほど特別か、彼女が教えてくれたんだ。
これは、限られた時間の中で僕たちが紡ぐ、少し切なくて、世界で一番優しい恋の物語。