あらすじ

「一日、どうせ暇でしょ」 その一言で、今年も真帆との初詣が決まった。 長すぎる参拝の列。尽きない軽口。五円玉を貸してもらう代わりに、たい焼きをおごる約束。 高校からの友人である俺たちは、今年もいつもどおりだった。 真帆が、春から東京へ行くと告げるまでは。 やりたかった仕事に挑む彼女を、応援したい。 けれど、用事がなくても会えた日々が終わることを、俺はうまく喜べなかった。 列は少しずつ前へ進む。 何年も言えずにいた言葉を抱えたまま、俺たちは、ようやく神様の前に立つ。

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小説を読もう2026/09/28
  • 現在の作品神様には聞こえないくらいの声で