あらすじ

県警捜査一課の刑事、真壁修司。五十六歳。 休日の朝、彼が真剣に向き合っていたのは事件ではなく、コーヒーゼリーだった。 キリマンジャロとマンデリンを合わせ、砂糖の代わりに甘味料を使う。 あとは冷蔵庫で固まるのを待つだけ――。 そんな静かな休日に、一本の電話がかかってきた。 『こちらは、○○警察署です』 あなた名義の携帯電話が事件に使われている。 六本木で契約されている。 事情聴取が必要だ。 そして――このことは誰にも話してはいけない。 刑事の休日にかかってきた、警察を名乗る奇妙な電話。 事件になるほどでもない。 犯人を追うわけでもない。 これは、コーヒー馬鹿の刑事・真壁修司の、ある休日のお話。

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小説を読もう2026/09/28
  • 現在の作品真壁修司のある日常①コーヒーゼリーが固まるまで