あらすじ
世界を創った神様が、正体を隠してFランク冒険者に。
目的はただ一つ。
自分が創った世界で生きる人間たちを、もっと近くで見てみたい。
大地も海も、空も太陽も、生命も魔法も。
すべてを創った創造神リリアは、ある日、人間の少女の姿で地上へ降りた。
神として空から眺めるのではなく、冒険者として街を歩き、依頼を受け、人々と出会いながら世界を見て回るために。
表向きは、魔力も少なく剣も初心者のFランク冒険者。
けれど本当は、世界そのものを創った神。
当然、本気を出せばできないことなどほとんどない。
それでもリリアは、何でも自分で解決しようとはしない。
悩む人。
失敗する人。
理不尽な目に遭う人。
そこから立ち上がろうとする人。
そんな人間たちが何を選び、どんな未来へ進んでいくのか。
それを近くで眺めることこそ、リリアにとって一番の楽しみだった。
ただし、ときどきほんの少しだけ手を貸すこともある。
――世界を創った神様にとっての「ほんの少し」が、人間にとってほんの少しとは限らないけれど。
正体は創造神。
肩書きはFランク冒険者。
今日もリリアは、自分が創った世界を気ままに歩いていく。
神様だって、自分で創った世界をもっと近くで見てみたい。
『世界を創った神ですが、人間になってダンジョン探索を始めました ~普通に遊んでいるだけなのに世界が大騒ぎ~』の違う世界での話です。