あらすじ

敵軍の第四次大攻勢を受け、陥落を目前にした防衛要塞。 その片隅にある空っぽの物資集積所で、量産型機械兵R-33、生体兵器フィジカルデルタ、非番を自称する重装甲兵マッドは、通信を切ってちくわと酒の話をしていた。 三人は、戦争が処分し損ねた古参兵だった。もう十分に戦い、失い、捧げてきた彼らは、崩壊する要塞から脱走することを決める。しかし、自由へ続くC-89ルートには、敵軍の六脚型重戦車が待ち受けていた。 命令に従って消耗されるのか、自分の意志で生きるのか。 二人の友から人間性を受け継いだ一機の量産機兵が、やがて機械兵たちへ「選択」を手渡すまでを描く、戦場SF短編。

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小説を読もう2026/09/27
  • 現在の作品短編 脈絡のない非日常