あらすじ
人気芸能人として「昴」の名で活動する主人公は、マネージャーであり義兄(亡き姉の夫)でもある誠司と同居している。最愛の姉を失った自分を支えてくれた誠司へ、家族以上の恋心を募らせる昴。しかし誠司にとって自分は「亡き妻の弟」で「管理対象のタレント」に過ぎず、二人の間には冷たい壁が横たわっていた。
ある日、39度の熱を出した昴は本名の「朝倉昴」で病院に向かうことになり、顔を隠すため誠司愛用の野球帽を渡される。完璧なマネージャーとして自分を守る誠司の手慣れた気遣いに、「一人の男として見てほしい」と切なく揺れる昴。熱に浮かされ甘える昴を、誠司は静かに抱きしめて——。