あらすじ

婚約破棄を告げられ、明朝には処刑されるかもしれない。 その瞬間、公爵令嬢エルゼは前世を思い出した。ここは、日本にいた父が夢中になっていた乙女ゲームの世界。そして自分は、断罪される悪役令嬢だ。 ただし、ゲームをやっていたのは父。娘のわたくしは、食卓での熱弁を聞き流していた。 「王子はやめておけ」 「宰相の息子もやめておけ」 「庭師はいいぞ」 肝心の処刑回避方法が、まったくわからない。 そこで家宝の召喚石に願った。 「いちばん私の味方になってくれる人を喚び出して!!」 現れたのは、ビール片手に風呂上がりの父だった。 「まず確認したい。庭師は生きてるか」 「そこぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」 全ルート攻略済み、剣も魔法も使えない五十二歳。 頼みの攻略知識は、娘がこの世界で暮らしてきた日々のせいで、少しずつ当てにならなくなっていて――。 悪役令嬢と普通のお父さんが、夜勤の人たちまで巻き込んで断罪に立ち向かう、笑って少し泣ける父娘ファンタジー。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/09/27
  • 現在の作品悪役令嬢の断罪中なので、乙女ゲーを全クリした父を召喚します