あらすじ

「簡単。一年経つ頃にわたしは死んでしまうから」 親の借金で売られた十六歳の羽二重一美。買い主は、タワーマンションにひとりで暮らす金髪の少女、アステリアだった。 命じられたのは、一年間のお世話係。給料つきで、学校にも通っていい。 なぜか初対面から「フタエ」と呼ばれ、最初の仕事は伸び放題の髪を切ること。脅しても平気なくせに、からかえば真っ赤になる。 髪を整え、食事を用意して、気まぐれに振り回される。そんな暮らしの外では、彼女を「悪魔」と呼ぶ噂が広がっていた。 嘘が嫌いで、今日を楽しむことに夢中なご主人様。けれど、一年後には死ぬのだという。 そして迎えた、彼女の誕生日。 ぼくは誰もいない席に向かって、グラスを掲げていた。 これは、ぼくを「フタエ」と呼ぶ少女と過ごす、おかしくて切ない主従生活の物語。 ※本作には暴力・自傷の描写があります。作中の違法行為を肯定・推奨するものではありません。

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カクヨム
カクヨム2026/09/27
  • 現在の作品僕を買ったお嬢様は、叱られると嬉しそうにする ~偉そうなくせに、僕がいないとダメらしい~