あらすじ

描きたいものが思い浮かばず、ハンスは口上だけで絵を売っていた。 「これは一面のバラです」「これは海の神のおわす宮殿です」 ​そんな彼の元に、戦で視力を失った男がやってくる。 「あんたは望む絵を描くのだろう。俺にも絵を描いてくれ」 ​男のためにハンスが重ねたのは、色であり、隆起であり、男がかつて見ていた美しい世界だった——。 一人の絵描きが「誰かのための絵」を経て、「自分のための絵」を描くに至るまでを描いた短編童話。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/09/27
  • 現在の作品ハンスの絵