あらすじ
"私の最初のファンは、もうここにはいない"
Rain Crownの絶対的エース、天羽恋(あまはれん)
圧倒的な人気を誇りながら、誰よりファンとの距離に悩み、15人の仲間を気にかける彼女。その優しさの奥には、「もう誰にもいなくなってほしくない」という恐れがあった。
かつて恋をアイドルの世界へ連れ出し、誰より早く彼女を見つけてくれた少女――春名灯。
二人で同じステージに立つはずだった。
けれど灯は、志半ばでRain Crownを去った。
そして時を経て、恋はかつて灯と夢見た大舞台へ辿り着く。
灯は、いつか消える。
でも、また灯すことができる。
これは、たったひとりに見つけてもらった少女が、いつか誰かの「最初のひとり」になるまでの物語。