あらすじ
魔法少女が拓く維新、仇なすは蒼穹を纏いし壬生狼。
時は幕末、動乱の世。
人ならざる力を持ち、使い魔を使役する謎の少女『御子柴雪乃』。
その名の通り、抜けるような白い肌と髪を持つ少女は、倒幕を目論む公卿・三条実美の思惑の下、尊王攘夷の志士たちに与する事となる。
流血とは無縁でいられない道程の中で、彼女は岡田以蔵・高杉晋作・そして坂本龍馬といった、歴史に名を残すことになる英傑達と交わる事となる。
復讐に身を投じ、笑みを忘れるほどに凍りついたその心は、彼らによって次第に変化していく。
しかし激動の時代は、待ってはくれなかった。
伊藤俊輔(のちの伊藤博文)らと共に、イギリスより来たりし魔導知識、そして能力に目覚めし少女たちは、戦局をさらに変化させていく。
雪乃も含めた彼女たちは「魔法少女」として、恐れられていくのであった。
一方の京都。
尊王攘夷の風が吹き荒れる中、治安維持部隊“新撰組”は、泣く子も黙る強者集団として名を馳せていた。
そこに一人の男が入隊してくる事となる。
彼の名は『天見北都』。
白金の如き髪と瞳、女形と見紛うほどの美しさ。
その異貌の男を、土方歳三を初めとする幹部達は訝しむ。
しかし新撰組の最強格である永倉新八や斎藤一と五分の剣の腕、女子供にも分け隔てなく接する優しさ、そして最後まで仲間に対しての儀を重んじる心は、“壬生狼(みぶろ)”と呼ばれ恐れられた獣たちをゆっくりと、しかし確実に変えていく……。
これは、少女たちが作る時代の礎と、それを最期の時まで見守った、一人の男の物語である。
※当作品は、時代考証や誤字脱字修正など、補助利用に限定して、AIを使用しています。